遠山 啓(とおやま ひらく、1909年8月21日 - 1979年9月11日)は、熊本県宇城市小川町出身の日本の数学者。 数学教育の分野でよく知られる。 [略歴・人物] 1909年(明治42年)、朝鮮の仁川に生まれるが、すぐに郷里の熊本県に帰る。 小学校4年で東京に移り、母親と二人で手狭な家に同居していたように暮らし向きは決して裕福ではなかった。 渋谷の千駄ヶ谷小学校から東京府立一中に入学。 同級生に牛場信彦、佐久洋(元中小企業庁長官)らがいた。 その後、福岡高等学校 (旧制)を経て、大学は東京帝国大学理学部数学科に一旦入学した後で、ここを退学。 小学校時代から社会や人間に関わるのが嫌いで、不...
「Wikipedia」より