湯浅 芳子(ゆあさ よしこ、1896年12月7日 - 1990年10月24日)は、ロシア文学翻訳者。 [略歴] 京都府京都市出身。 裕福な商家に生まれる。 17歳で日本女子大学英文予科に入学したが、中退してロシア文学者の昇曙夢に師事、ロシア文学とロシア語を学びはじめる。 作家の田村俊子にファンレターを送ったのをきっかけに、1915年から田村との交流が始まる。 田村は湯浅からの書簡をほとんどそまま使って小説「緑色」を執筆。 婦人雑誌の編集に従事する中で、ロシア文学の翻訳・紹介を志す。 24歳のとき京都の芸妓・北村セイと同棲。 その後、野上弥生子の紹介で宮本百合子(当時は中条百合子)と知り合い、...
「Wikipedia」より