渡辺 保(わたなべ たもつ、昭和11年(1936年)1月10日 - )は、日本の歌舞伎研究・批評家。 放送大学名誉教授。 本名渡辺邦夫。 [来歴] 東京生まれ。 昭和16年(1941年)12月8日 生まれて初めて歌舞伎を見物する。 この時に六代目尾上菊五郎の『義経千本桜』の狐忠信と歌舞伎舞踊の『羽根の禿』と『浮かれ坊主」に強い衝撃を受ける。 慶應義塾大学経済学部卒、東宝に入社。 7年間東京宝塚劇場に勤務ののち、演劇部に移り菊田一夫の下で働く。 新劇批評を書いていた。 昭和40年(1965年)六代目中村歌右衛門を論じた『女形の運命』で芸術選奨新人賞を受賞、以後歌舞伎の批評家として活躍。 199...
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