田口 富久治(たぐち ふくじ、1931年1月11日 - )は、日本の政治学者。 名古屋大学名誉教授。 [来歴] 秋田県生まれ。 東京大学法学部卒業後、明治大学、名古屋大学、立命館大学で教える。 丸山眞男の先輩であり政治学者であった堀豊彦に師事する。 堀豊彦は、南原繁のおとうと弟子だった。 田口富久治は、丸山に代表される近代主義的政治理論のマルクス主義による内在的な批判を意図。 日本共産党の党員であったが、ユーロコミュニズムの立場に近づき、『先進国革命と多元的民主主義』をめぐって不破哲三との間に論争を繰り広げた。 論争の結果、田口は日本共産党中央委員会付属社会科学研究所での自己批判に追い込まれ...
「Wikipedia」より