佐江 衆一(さえ しゅういち、1934年1月19日 - )は、日本の小説家。 [来歴・人物] 本名柿沼利招。 東京府東京市浅草区栄久町(現在の東京都台東区蔵前4丁目)の柿沼質店の次男として生まれる。 2日前に4歳の兄が急性肺炎で急死していた。 母の乳が出ず乳母の乳を飲み、兄の生まれ代わりとして大事に育てられ病弱。 質店には浅草六区の芸人・歌手・踊り子・劇場の客引き・アドバルーン揚げや両国の相撲取りや下町の苦学生等の庶民の客が来て、それらの話を盗み聞きしてマセた子として育つ。 1940年精華小学校入学。 44年9月宮城県白石町へ学童集団疎開。 家は45年の東京大空襲で焼失。 敗戦を栃木県の母の...
「Wikipedia」より