郭璞(かく はく、276年 - 324年)は、中国西晋・東晋の文学者・卜者。 字は景純。 本籍地は河東聞喜(現山西省)。 文才と卜占の術により建国まもない東晋王朝の権力者たちに重用され、史書や『捜神記』などの志怪小説では、超人的な予言者・妖術師として様々な逸話が残されている。 卜占・五行・天文暦法に通ずるのみならず、古典にも造詣が深く、『爾雅』『方言』『山海経』に注したことで知られる。 文学作品では「遊仙詩」「江賦」などが代表作とされる。 [生涯] 寒門の家に生まれ、訥弁であったが、博学で文章に巧みであった。 また郭公なる人物から『青嚢中書』という書物を授かり、これによって五行・天文・卜筮の...
「Wikipedia」より