乾 くるみ(いぬい くるみ、1963年10月30日 - )は、日本の小説家・推理作家。 静岡県静岡市出身。 静岡大学理学部数学科卒業。 男性。 別名義である市川 尚吾(いちかわ しょうご)名義では評論活動を行っている。 [経歴・作風] 1998年に『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。 続く二作目の『匣の中』では、四大奇書と呼ばれる竹本健治の『匣の中の失楽』にオマージュをささげた。 三作目の『塔の断章』では断章のタイトルどおり、各エピソードが時間軸ばらばらに並べられている実験的な作品だった。 2004年に刊行した『イニシエーション・ラブ』はその年の「このミステリーがすごい」で...
「Wikipedia」より