西尾 幹二(にしお かんじ、1935年7月20日 - )は、日本のドイツ文学者、思想家、評論家。 学位は文学博士(東京大学)。 電気通信大学名誉教授。 [生い立ち] 東京府に生まれる。 少年時代は文学少年であり、詩人を目指していたという。 終戦を疎開先の茨城県東茨城郡の村落で迎える。 終戦時は10歳で、得体の知れない不安感・虚脱感にさいなまれ、疎開先では当時の大人たちの奇妙な集団行動を目の当たりにしたと、『国民の歴史』『わたしの昭和史』で語っている。 東京都立小石川高等学校を経て、1958年東京大学文学部独文科卒。 1961年同大学院修士課程を修了。 文学部の同期には大江健三郎がいる。 ドイ...
「Wikipedia」より