岐阜県方県郡鷺山村生まれ。東京大学英文科卒。夏目漱石に師事し、安部能成、小宮豊隆、鈴木三重吉とともに四天王に数えられる。1908(明治41)年、平塚らいてうとの恋愛事件が話題になるが、社会的に葬り去られようとしたため、翌年この事件をもとにした「煤煙」を執筆し始める。のち翻訳や歴史小説も著した。イプセン、ドストエフスキー、セルバンテス、ダヌンツィオ、ボッカチオなど多数の訳書で海外文芸を日本に紹介した功績は大きい。(大久保ゆう)Wikipedia「森田草平」
「青空文庫」より
森田 草平(もりた そうへい、1881年(明治14年)3月19日 - 1949年(昭和24年)12月14日)は、作家・翻訳家。 本名森田 米松。 夏目漱石の門下生の一人であるが、特に私生活での不祥事が多かったことから、門下生の中では異色の存在として扱われることが多い。 [経歴] 岐阜県方県郡鷺山村(現・岐阜市)生まれ。 攻玉社から日本中学校を経て第四高等学校に入学するが、女学生と恋愛問題を起こして退学処分を受ける。 その後第一高等学校に入り直し、1906年(明治39年)に東京帝国大学英文科を卒業。 卒業後、岐阜に帰郷するが夏目漱石の『草枕』に感銘を受け妻子を郷里に置いて上京、漱石の元へ足繁く...
「Wikipedia」より