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藤原 基経(836-891)
藤原 基経()は、平安時代前期の公卿。藤原北家、中納言・藤原長良の三男。 摂政であった叔父・藤原良房の養子となり、良房の死後、清和天皇・陽成天皇・光孝天皇・宇多天皇の四代にわたり朝廷の実権を握った。陽成天皇を暴虐であるとして廃し、光孝天皇を立てた。次の宇多天皇のとき阿衡事件(阿衡の紛議)を起こして、その権勢を世に知らしめた。天皇から大政を委ねられ、日本史上初の関白に就任した。 生涯 中納言・藤原長良の三男として生まれたが、時の権力者で男子がいなかった叔父・良房に見込まれて、その養嗣子となった。 仁寿元年(852年)東宮で元服した際に、文徳天皇が自ら加冠する程の厚遇を受け、正六位上に叙さ...
この人物の情報
schema:alternateName | フジワラ モトツネ |
schema:name | 藤原 基経; 藤原基経 |
schema:abstract | 藤原 基経()は、平安時代前期の公卿。藤原北家、中納言・藤原長良の三男。 摂政であった叔父・藤原良房の養子となり、良房の死後、清和天皇・陽成天皇・光孝天皇・宇多天皇の四代にわたり朝廷の実権を握った。陽成天皇を暴虐であるとして廃し、光孝天皇を立てた。次の宇多天皇のとき阿衡事件(阿衡の紛議)を起こして、その権勢を世に知らしめた。天皇から大政を委ねられ、日本史上初の関白に就任した。 生涯 中納言・藤原長良の三男として生まれたが、時の権力者で男子がいなかった叔父・良房に見込まれて、その養嗣子となった。 仁寿元年(852年)東宮で元服した際に、文徳天皇が自ら加冠する程の厚遇を受け、正六位上に叙さ... |
schema:birthDate | 836 |
schema:deathDate | 891 |
schema:description | 貴族 |