松前 健(まつまえ たけし、1922年 - 2002年3月24日)は、日本の宗教学者、神話学者。 天理大学教授、立命館大学教授、奈良大学教授。 文学博士。 [人物] 朝鮮全羅南道木浦に、貿易商の家に生れる。 1935年、家族で東京に移り住む。 1943年、國學院大學予科に入学、まもなく応召。 戦後の1946年に國學院大學に復学し、折口信夫に師事、民俗学を学ぶ。 首席で卒業して大学院に進学。 1956年に修士課程修了。 大学非常勤講師をしながら、研究成果を発表、1960年の『日本神話の新研究』で、日本宗教学会の姉崎正治賞を受賞。 こうした初期の成果が三品彰英などに高く評価され、京都にうつり、天...
「Wikipedia」より