松田 修(まつだ おさむ、1903年 - 1990年)は、日本の文学者、植物学者。 [来歴] 山形県出身。 1928年、東京大学農学部卒。 日本赤十字子供の家園長、東京大学講師などを勤め、日本植物友の会の設立に参加。 日本の古典文芸に現われる上代の植物の研究を行ない、植物文学を提唱した。 研究対象は、『古事記』、『日本書紀』、『風土記』、『万葉集』、『古今和歌集』、『枕草子』、『源氏物語』などにわたる。 [研究] 古典文学と植物との関連について、以下のように論じた。 記紀 『古事記』には77種類、『日本書紀』には85種類の植物が登場。 現われている植物の大半は日本全土の山野に自生しているも...
「Wikipedia」より