松田 壽男(まつだ ひさお、1903年 - 1982年3月10日)は、東洋史家。 文学博士。 早稲田大学名誉教授。 中央・北アジア史、東西交渉史(シルクロード史)を研究し「乾燥アジア史」を提唱した。 また歴史地理学の研究に、鉱物である水銀、辰砂を史料として丹生氏の植民進出を論証した「丹生の研究」を著した。 [生涯] 1903年(明治36年)秋に、熊本県士族の松田好生、松田富子を母として、東京市牛込区新小川町三丁目19番地(現在の東京都新宿区新小川町)で出生。 役場の小吏のミスにより誕生日は不明。 暁星小学校を経て、成蹊中学校に入学。 中学では、毎日の日課になっている座禅、夏期は越前永平寺にこ...
「Wikipedia」より