川上 弘美(かわかみ ひろみ、旧姓・山田、1958年4月1日 - )は、日本の小説家。 東京都生まれ。 大学在学中よりSF雑誌に短編を寄稿、編集にもたずさわる。 高校の生物科教員などを経て、1994年、短編「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞。 1996年「蛇を踏む」で芥川賞受賞。 幻想的な世界と日常が織り交ざった描写を得意とする。 作品のおりなす世界観は「空気感」と呼ばれ、内田百閒の影響を受けた独特のものである。 その他の主な作品に『溺レる』、『センセイの鞄』、『真鶴』など。 俳人でもあり、小澤實主宰の『澤』に投句しているほか、長嶋有らとともに句誌『恒信風』で句作活動をしている。 [経歴...
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