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鄭 承博(1923-2001)
鄭 承博(정승박、チョン・スンバク、てい しょうはく、1923年9月9日 - 2001年1月18日)は、在日朝鮮人一世作家。戦時の混乱期を描いた「裸の捕虜」などの小説は実体験をモチーフとしている。おおらかな文体が魅力で、困難な時代と重厚な経験を軽妙に描いて見せた。小説のほか、川柳、詩、随筆と幅広く活躍し、淡路島に住み着いてからは地元の文化活動の求心力ともなっていた。 来歴 1923年9月9日、韓国慶尚北道安東郡の農家の長男として生まれる。9歳のとき、和歌山県田辺市で土木工事の飯場頭をしていた叔父を頼り単身渡日し、炊事係として働く。叔父一家が夜逃げしたあと、阪場を転々として、更に農家の作...
この人物の情報
schema:alternateName | チョン スンバク |
schema:name | 鄭 承博; 鄭承博 |
schema:abstract | 鄭 承博(정승박、チョン・スンバク、てい しょうはく、1923年9月9日 - 2001年1月18日)は、在日朝鮮人一世作家。戦時の混乱期を描いた「裸の捕虜」などの小説は実体験をモチーフとしている。おおらかな文体が魅力で、困難な時代と重厚な経験を軽妙に描いて見せた。小説のほか、川柳、詩、随筆と幅広く活躍し、淡路島に住み着いてからは地元の文化活動の求心力ともなっていた。 来歴 1923年9月9日、韓国慶尚北道安東郡の農家の長男として生まれる。9歳のとき、和歌山県田辺市で土木工事の飯場頭をしていた叔父を頼り単身渡日し、炊事係として働く。叔父一家が夜逃げしたあと、阪場を転々として、更に農家の作... |
schema:birthDate | 1923 |
schema:deathDate | 2001 |
schema:description | 小説家 |