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土御門 泰重(1586-1661)
土御門 泰重(つちみかど やすしげ)は、江戸時代前期の公卿・陰陽家。陰陽頭・土御門久脩の子。官位は従二位。土御門家32代当主。 経歴 父は豊臣秀次の事件に連座して失脚したため、一時衰微していたが、豊臣秀吉死後の慶長8年(1603年)に元服して正六位上右近将監兼蔵人に任じられ、同17年(1612年)には中務大丞に転じる。だが、家業の暦学において失態があり、元和2年(1616年)に賀茂氏系の幸徳井友景に暦学の権限を譲る。その結果、2年後には友景は陰陽頭に任じられ、泰重は後に天文博士から左兵衛督に転じた。しかし、後に友景と不仲になり土御門家による陰陽道再興を志向したために、陰陽道の権限を巡っ...
この人物の情報
schema:alternateName | ツチミカド ヤスシゲ |
schema:name | 土御門 泰重; 土御門泰重 |
schema:abstract | 土御門 泰重(つちみかど やすしげ)は、江戸時代前期の公卿・陰陽家。陰陽頭・土御門久脩の子。官位は従二位。土御門家32代当主。 経歴 父は豊臣秀次の事件に連座して失脚したため、一時衰微していたが、豊臣秀吉死後の慶長8年(1603年)に元服して正六位上右近将監兼蔵人に任じられ、同17年(1612年)には中務大丞に転じる。だが、家業の暦学において失態があり、元和2年(1616年)に賀茂氏系の幸徳井友景に暦学の権限を譲る。その結果、2年後には友景は陰陽頭に任じられ、泰重は後に天文博士から左兵衛督に転じた。しかし、後に友景と不仲になり土御門家による陰陽道再興を志向したために、陰陽道の権限を巡っ... |
schema:birthDate | 1586 |
schema:deathDate | 1661 |
schema:description | 公家 |