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神吉 三郎(1899-1952)
神吉 三郎(かんき さぶろう、1899年(明治32年) - 1952年(昭和27年))は、英文学者、翻訳家。長男は直木賞作家の神吉拓郎。 人物・来歴 栃木県生まれ。1923年(大正12年)東京帝国大学文学部英文科卒。卒業論文は「ウィリアム・ブレイク論」。同年に卒業した英文学者の本多顕彰によると、在学中は小説を書き、同人雑誌を出しており、「辛辣な皮肉屋」との評があったという。 卒業後は陸軍大学校の語学教師として勤務し、教授になる。 伝記文学の傑作とされる『サミュエル・ヂョンスン伝』を翻訳し、1941年6月、上巻を刊行(岩波文庫)。戦局が厳しくなる中、中巻の出版は果たせず(陸軍の文官だった...
この人物の情報
schema:alternateName | カンキ サブロウ |
schema:name | 神吉 三郎; 神吉三郎 |
schema:abstract | 神吉 三郎(かんき さぶろう、1899年(明治32年) - 1952年(昭和27年))は、英文学者、翻訳家。長男は直木賞作家の神吉拓郎。 人物・来歴 栃木県生まれ。1923年(大正12年)東京帝国大学文学部英文科卒。卒業論文は「ウィリアム・ブレイク論」。同年に卒業した英文学者の本多顕彰によると、在学中は小説を書き、同人雑誌を出しており、「辛辣な皮肉屋」との評があったという。 卒業後は陸軍大学校の語学教師として勤務し、教授になる。 伝記文学の傑作とされる『サミュエル・ヂョンスン伝』を翻訳し、1941年6月、上巻を刊行(岩波文庫)。戦局が厳しくなる中、中巻の出版は果たせず(陸軍の文官だった... |
schema:birthDate | 1899 |
schema:deathDate | 1952 |
schema:description | 文学研究者 |