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須藤 由蔵(1793-)
須藤 由蔵(すどう よしぞう、寛政5年(1793年) - 没年不詳))は、江戸時代後期の町人、情報屋。屋号を取って「藤岡屋由蔵」とも、本屋の由蔵の略で「本由」とも呼ばれた。『藤岡屋日記』の著者として知られる。 生涯 寛政5年(1793年)、上野国藤岡で生まれる。文化元年(1804年)ごろ江戸へ上って江戸城本丸の庭木の手入れなどを請け負っていた埼玉屋の人足となる。やがて神田の御成道(おなりみち、現在の秋葉原周辺)の足袋屋・中川屋の軒下を借りて、路上に筵を敷き、露天で古書店(貸本屋とも)を始めたが、あまり繁盛せず「御成道の達磨」とあだ名された。しかし彼は古書店よりも、江戸市中の事件や噂、落...
この人物の情報
schema:alternateName | スドウ ヨシゾウ |
schema:name | 須藤 由蔵; 須藤由蔵; 藤岡屋, 由蔵 |
schema:abstract | 須藤 由蔵(すどう よしぞう、寛政5年(1793年) - 没年不詳))は、江戸時代後期の町人、情報屋。屋号を取って「藤岡屋由蔵」とも、本屋の由蔵の略で「本由」とも呼ばれた。『藤岡屋日記』の著者として知られる。 生涯 寛政5年(1793年)、上野国藤岡で生まれる。文化元年(1804年)ごろ江戸へ上って江戸城本丸の庭木の手入れなどを請け負っていた埼玉屋の人足となる。やがて神田の御成道(おなりみち、現在の秋葉原周辺)の足袋屋・中川屋の軒下を借りて、路上に筵を敷き、露天で古書店(貸本屋とも)を始めたが、あまり繁盛せず「御成道の達磨」とあだ名された。しかし彼は古書店よりも、江戸市中の事件や噂、落... |
schema:birthDate | 1793 |
schema:description | 商人 |