creator search
丹波 康頼(912-995)
丹波 康頼(たんば の やすより)は、平安時代中期の貴族・医者。官位は従五位上・医博士、鍼博士、丹波介、左衛門佐。 出自 丹波国天田郡(現在の福知山市)若しくは桑田郡矢田(現在の亀岡市)の出身。天田郡はもともと丹波国造の拠点の一つであった。 康頼以前の系譜は明らかでないが、渡来系の流れを汲む坂上氏の一族とし、遠祖は後漢の霊帝とする説がある。各種系図ではこの説を採るものが多く、これらの系図では壬申の乱の功臣坂上老の子である大国の子に康頼を充てるが、年代的に整合性が合わない。このためか『諸家知譜拙記』では大国と康頼の間に「此間中絶歟」との記述がある。家系研究者の太田亮は『姓氏家系大辞典』で...
この人物の情報
schema:alternateName | タンバ ヤスヨリ |
schema:name | 丹波 康頼; 丹波康頼 |
schema:abstract | 丹波 康頼(たんば の やすより)は、平安時代中期の貴族・医者。官位は従五位上・医博士、鍼博士、丹波介、左衛門佐。 出自 丹波国天田郡(現在の福知山市)若しくは桑田郡矢田(現在の亀岡市)の出身。天田郡はもともと丹波国造の拠点の一つであった。 康頼以前の系譜は明らかでないが、渡来系の流れを汲む坂上氏の一族とし、遠祖は後漢の霊帝とする説がある。各種系図ではこの説を採るものが多く、これらの系図では壬申の乱の功臣坂上老の子である大国の子に康頼を充てるが、年代的に整合性が合わない。このためか『諸家知譜拙記』では大国と康頼の間に「此間中絶歟」との記述がある。家系研究者の太田亮は『姓氏家系大辞典』で... |
schema:birthDate | 912 |
schema:deathDate | 995 |
schema:description | 医学者 |