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紀 長谷雄(845-912)
紀 長谷雄(き の はせお)は、平安時代前期の公卿・文人。典薬頭・紀国守の孫。弾正大忠・紀貞範の子。官位は従三位・中納言。『竹取物語』の作者の候補者の一人であり、『長谷雄草紙』の主人公。 経歴 若い頃より学問を志し、18歳にして文章をつづることを会得したが、有力な援助者はなく、紀伝道の名家であった菅原氏・大江氏などとは異なり、学問を指導し取り立ててくれる人物にも恵まれなかったという。 貞観10年(868年)頃より、当時文章得業生であった都良香に師事し詩文を学ぶが、神仙的人物として敬仰された良香からは神仙や怪奇についても影響を受けたともされる。ある夜、紀伝道を学ぶ学生が群飲して「幽人春水...
この人物の情報
schema:alternateName | キノ ハセオ |
schema:name | 紀 長谷雄; 紀長谷雄; 寛; 発昭 |
schema:abstract | 紀 長谷雄(き の はせお)は、平安時代前期の公卿・文人。典薬頭・紀国守の孫。弾正大忠・紀貞範の子。官位は従三位・中納言。『竹取物語』の作者の候補者の一人であり、『長谷雄草紙』の主人公。 経歴 若い頃より学問を志し、18歳にして文章をつづることを会得したが、有力な援助者はなく、紀伝道の名家であった菅原氏・大江氏などとは異なり、学問を指導し取り立ててくれる人物にも恵まれなかったという。 貞観10年(868年)頃より、当時文章得業生であった都良香に師事し詩文を学ぶが、神仙的人物として敬仰された良香からは神仙や怪奇についても影響を受けたともされる。ある夜、紀伝道を学ぶ学生が群飲して「幽人春水... |
schema:birthDate | 845 |
schema:deathDate | 912 |
schema:description | 貴族 |