稲田 定雄(いなだ さだお、1909年7月1日 - 1993年12月)は、日本のロシア文学者、歌人、作家。 福岡県八幡市生まれ。 1934年大阪外国語学校ロシア語科卒。 日本ロシア文学会理事。 国鉄門司鉄道局勤務、実業之世界社および日露通信社の記者、陸軍航空通信学校教官などの経歴を有し、交通新聞に私小説的な作品である『或る女の横顔』を連載。 姉妹編として短編集『妻の体温』がある。 また「創作」(若山牧水が創始者)に参加した歌人でもあり、昭和万葉集に作品が収められている。 [作品] 翻訳 『鉄はいかに鍛へられるか』 ニコラーイ・オストローフスキイ 共訳 文学案内社、 1936 『嵐に生れ出づる...
「Wikipedia」より