本名 折口信夫 大阪生まれ。柳田国男と双璧をなす民俗学者。歌人としても、一時、「アララギ」に属し、釋迢空として名をなす。1921(大正10)年にアララギを去った後、国學院大学の学生たちと『鳥船社』を結成し、自ら学生たちに教示する。後に釋が慶応大学へも教えにいくことになった関係で、池田弥三郎、戸板康二らが『鳥船社』に加わる。歌、詩、小説など創作にかかわるものは、釋迢空の署名がなされており、創作と民俗学の論文と名前をはっきり使い分けていた。歌集として「海やまのあひだ」が有名。(まれびとプロジェクト)Wikipedia「折口信夫」
「青空文庫」より