観世 元滋(かんぜ もとしげ、1895年(明治28年)12月18日 - 1939年(昭和14年)3月21日)は、戦前のシテ方観世流能楽師。 二十四世観世宗家。 初名清久、後に元滋、そして観世宗家の通り名であった観世左近に改名。 号は光雪(雪号参照)。 混乱していた観世流の統一と発展に努め、当時の能楽界の指導者と目された。 [略歴] [略歴] 観世流能楽師・片山九郎三郎と妻・光子の長男として、京都に生まれる。 父の九郎三郎は、最後の観世大夫・観世清孝(二十二世観世宗家)の三男で、婿養子として片山九郎右衛門家の後継者となっていた。 片山家は京都観世流の名門で、俗に観世流の京都所司代などと言われ...
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