氷室 冴子(ひむろ さえこ、本名:碓井 小恵子(うすい さえこ)、1957年1月11日 - 2008年6月6日)は、日本の小説家。 1980年代から1990年代にかけて集英社コバルト文庫を代表する看板作家であり、かつては正本ノン、久美沙織、田中雅美とあわせてコバルト四天王と呼ばれていた。 [生涯] 北海道岩見沢市出身。 北海道岩見沢東高等学校を経て藤女子大学文学部国文学科へ進学。 当時の知的流行であった構造主義に傾倒し、志賀直哉の文庫本をバラして1日1ページのペースで一字一句の文章を解析する学究生活を送る。 大学3年の夏に賞金目当てで第10回「小説ジュニア青春小説新人賞」へ応募して佳作を受賞...
「Wikipedia」より