吉村 公三郎(よしむら こうざぶろう、1911年9月9日 - 2000年11月7日)は、昭和期の映画監督である。 兄はフランス文学者の吉村正一郎。 4人の子供を儲け、長男は元NHK解説委員の吉村秀實。 映画監督の西村昭五郎は、いとこ。 [生涯・人物] 滋賀県大津市膳所生まれ。 吉村家は、同県坂田郡山東町の中山道で代々脇本陣を営んでいた。 父・吉村平造は大阪朝日新聞社の政治記者から、保険会社重役などを経て、大阪市助役、第11代広島市長(在任1915年1月~1916年12月)を務めたため、これに伴い2歳から京都市下京区で、4歳時は広島市大手町で育った。 広島を発つ前の晩、家族で萬代橋のたもとにあ...
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