内田亨(うちだ とおる、1897年8月24日-1981年10月27日)は、動物学者。 静岡県出身。 東京帝国大学理学部卒業。 1932年北海道帝国大学教授。 動物系統分類学の確立に努め、両棲類の性転換なども研究した。 随筆などの著作もあり、56年『きつつきの路』で日本エッセイストクラブ賞受賞。 61年動物分類学会会長。 [門弟の指導・育成] 内田亨の指導のもとに育った有名な動物学者の数は大変多い。 そのうち、浅沼靖(医学の立場から)、今村泰二(ミズダニ類の研究の引継ぎ)、江原昭三(農学の立場から)の3博士はそれぞれ異なるダニ群を専攻し、ダニ学会にとってかけがえのない存在となった。 ゼミナール...
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