浦辺 粂子(うらべ くめこ、1902年10月5日 - 1989年10月26日)は日本の女優。 静岡県賀茂郡下田町(現下田市)出身。 本名は木村 くめ。 [来歴・人物] 父は建長寺派・長松山泰平寺の住職(臨済宗)。 「一生食べる米に困らないように」との願いを込めて、「くめ」と付けられる。 1909年に、父が河津町見高の洞雲山隠了寺へ移ったため、見高入谷尋常小学校に入学。 母の姉が、東京の明治座で吉野屋という売店を経営しており、いつも演芸雑誌や芝居の絵番付に触れていたことから、芝居好きとなる。 5年生の時に、隣の稲取町にかかった連鎖劇(トーキー映画と舞台劇を組み合わせた劇)に心を奪われ、今井浜で...
「Wikipedia」より