上原 和(うえはら かず、1924年12月30日 - )は、日本の美術史家、成城大学名誉教授。 日本領台湾台中市生まれ。 九州大学法文学部哲学科美学美術史専攻卒業、同大学院文学研究科特別研究生、前期課程修了。 宮崎大学学芸学部専任講師、成城大学文芸学部専任講師・助教授・教授・文芸学部長・大学院文学研究科長を経て1995年定年退任、名誉教授。 玉虫厨子研究をライフワークとし、この創作を飛鳥時代とし、法隆寺はその基礎の上に建てられたとの説を唱え村田治郎らと論争を行った。 また西域からギリシャまでの建築に関心を寄せ、詩人的な筆致による文章を書く。 1975年『斑鳩の白い道の上で』で亀井勝一郎賞受賞。...
「Wikipedia」より