田中 小実昌(たなか こみまさ、1925年(大正14年)4月29日 - 2000年(平成12年)2月26日、74歳没)は、作家、随筆家、翻訳家。 東京市千駄ヶ谷生まれ。 牧師だった父、田中種助の転勤で広島県呉市三津田町で育つ。 [来歴・人物] 旧制西南学院中学入学後、母親の意向で2年から、かつて入試に失敗した、実家近くの広島県立呉第一中学(現・呉三津田高校)の編入試験を受け、転校。 同校を卒業後、旧制福岡高校を繰上げ卒業して出征し、中国南京など各地を転戦。 敗戦直前にアメーバ赤痢の疑いで野戦病院に移送となり終戦。 呉市に戻り米軍基地の兵舎のストーブマンなどをしたあと、1947年、東京大学文学...
「Wikipedia」より