高橋 和巳(たかはし かずみ、1931年8月31日 - 1971年5月3日)は、日本の小説家で中国文学者。 夫人は小説家の高橋たか子。 中国文学者として、中国古典を現代人に語る事に努める傍ら、現代社会の様々な問題について発言し、全共闘世代の間で多くの読者を得た。 左翼的な思想の持ち主ではあったが、三島由紀夫と交流するなどの人間的な幅の広さがあった。 自然科学にも関心が深く、特に、相対性理論に関する造詣が深かった。 癌で39歳の若さで他界した。 [経歴] 1931年8月 大阪市浪速区で誕生。 1944年4月 大阪府立今宮中学(現・大阪府立今宮高等学校)入学。 1945年4月 母・慶子の里の香...
「Wikipedia」より