篠田 浩一郎(しのだ こういちろう、1928年2月18日 - )は日本の大学人、フランス文学研究者、記号学者。 東京外国語大学名誉教授。 東京生まれ。 1954年東京大学文学部仏文科を卒業。 1957年から東京外国語大学で教え、助教授、教授。 91年定年退官、名誉教授。 19世紀フランス文学の研究から出発し、記号学や物語論など当時先端的な文学理論を吸収しながら、文学評論にとどまらず、強制収容所文学の分析などを含めた視野の広い研究を展開した。 晩年は日本文化の研究にも手を染めた。 翻訳も多数ある。 とりわけポール・ニザン『アデン・アラビア』、ミシュレ『魔女』、ロラン・バルト『サド、フーリエ、ロヨ...
「Wikipedia」より