張 赫宙   (1905-1998)

張 赫宙(ちょう かくちゅう/チャン ヒョクチュ、1905年10月13日 - 1997年)または野口赫宙(のぐち かくちゅう)は、在日朝鮮人の作家。 金史良とともに「在日朝鮮人文学」の嚆矢とされる。 はじめプロレタリア文学の影響を受けて、デビュー作「餓鬼道」などの初期作品では、朝鮮民衆の貧困と悲惨、そして闘争を描いた。 しかし、徐々に純文学にうつり、更に「加藤清正」など、豊臣秀吉の「朝鮮出兵」に題材をとった歴史小説や、更には「岩本志願兵」のような軍国小説を発表したため、戦後は「親日文学者」の代表的存在として評価されることが多い。 戦後は日本人妻の籍に入って定住した。 「張赫宙」という姓名は朝鮮...

「Wikipedia」より

この人物の情報

人物名ヨミ チャン ヒョクチュ
人物別名 張赫宙

張, 恩重
生年 1905年
没年 1998年
職業・経歴等 在日韓国・朝鮮人
をも見よ 野口, 赫宙(1905-1998)

本の一覧

タイトル 著作者等 出版元 刊行年月
張赫宙日本語文学選集 : 仁王洞時代 張赫宙著 ; 南富鎭, 白川豊編 作品社
2022.1
満洲開拓文学選集 西原和海 監修 ゆまに書房
2017.4
秘苑の花 張赫宙 著 共栄書房
2014.6
コレクション戦争と文学 = Nova Bibliotheca de bello litterarum-Saeculi21 浅田次郎, 奥泉光, 川村湊, 高橋敏夫, 成田龍一 編集委員 集英社
2012.6
コレクション戦争と文学 = Nova Bibliotheca de bello litterarum-Saeculi21 浅田次郎, 奥泉光, 川村湊, 高橋敏夫, 成田龍一 編集委員 集英社
2012.9
朝鮮近代の知日派作家、苦闘の軌跡 : 廉想渉、張赫宙とその文学 白川豊 著 勉誠
2008.10
金史良・張赫宙・高史明 金史良, 張赫宙, 高史明 著 勉誠
2006.6
張赫宙日本語作品選 張赫宙 著 ; 南富鎭, 白川豊 編 勉誠
2003.10
わが風土記 張赫宙 著 ゆまに書房
2002.9
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