三遊亭 円朝   (1839-1900)

江戸から明治への転換期にあって、伝統的な話芸に新たな可能性を開いた落語家。本名は出淵次郎吉(いずぶちじろきち)。二代三遊亭圓生門下の音曲師、橘屋圓太郎(出淵長藏)の子として江戸湯島に生まれ、7歳の時、子圓太を名乗って見よう見まねの芸で高座にあがる。後にあらためて、父の師の圓生に入門。母と義兄の反対にあっていったんは落語を離れ、商家に奉公し、転じて歌川国芳のもとで画家の修行を積むなどしたが、後に芸界に復帰。17歳で芸名を圓朝に改め、真打ちとなる。まずは派手な衣装や道具を使い、歌舞伎の雰囲気を盛り込んだ芝居噺で人気を博すが、援助出演を乞うた師匠に準備していた演目を先にかける仕打ちを受けたのを機に、「人のする話は決してなすまじ」と心に決める。以降、自作自演の怪談噺や、取材にもとづいた実録人情噺で独自の境地を開き、海外文学作品の翻案にも取り組んだ。生まれて間もない日本語速記術によって、圓朝の噺は速記本に仕立てられ、新聞に連載されるなどして人気を博す。これが二葉亭四迷らに影響を与え、文芸における言文一致の台頭を促した。大看板となった圓朝は、朝野の名士の知遇を得、禅を通じて山岡鉄舟に師事した。Wikipedia「三遊亭圓朝

「青空文庫」より

三遊亭 圓朝(さんゆうてい えんちょう)は、江戸・東京の落語・三遊派の大名跡。 円朝とも表記。 初代三遊亭 圓朝は、三遊派の総帥、宗家。 三遊派のみならず落語中興の祖として有名。 敬意を込めて「大圓朝」という人もいる。 二葉亭四迷が『浮雲』を書く際に圓朝の落語口演筆記を参考にしたとされ、明治の言文一致運動にも大きな影響を及ぼした、現代の日本語の祖でもある。 本項目で詳述。 二代目三遊亭 圓朝になることになっていたのは、初代 三遊亭圓右。 「名人圓右」の呼び声も高く、明治期から大正期に活躍した。 圓朝の二代目を襲名することが決定したものの、一度も披露目をせずに病のため亡くなった。 そのため「幻の...

「Wikipedia」より

この人物の情報

人物名ヨミ サンユウテイ エンチョウ
人物別名 三遊亭円朝

出淵, 次郎吉

Sanjútei, Enčó
生年 1839年
没年 1900年
職業・経歴等 落語家

本の一覧

タイトル 著作者等 出版元 刊行年月
桂歌丸口伝圓朝怪談噺 三遊亭圓朝著 ; 桂歌丸口伝 竹書房
2019.7
真景累ケ淵 三遊亭円朝 [著] Kadokawa
2018.6
円朝全集 [三遊亭円朝] [著] ; 倉田喜弘, 清水康行, 十川信介, 延広真治 編集 ; 佐藤至子, 佐々木亨, 山本和明, 延広真治, 清水康行, 佐藤かつら, 磯部敦, 吉田弥生, 倉田喜弘 校注 岩波書店
2016.6
あやかしの深川 東雅夫 編 猿江商會
2016.7
円朝全集 [三遊亭円朝] [述] ; 倉田喜弘, 清水康行, 十川信介, 延広真治 編 ; 今岡謙太郎, 延広真治, 山本和明, 佐藤かつら, 横山泰子, 佐藤至子 校注 岩波書店
2015.2
円朝全集 [三遊亭円朝] [述] ; 倉田喜弘, 清水康行, 十川信介, 延広真治 編集 ; 佐藤至子 校注 岩波書店
2015.6
円朝全集 [三遊亭円朝] [著] ; 倉田喜弘, 清水康行, 十川信介, 延広真治 編集 ; 池澤一郎, 長崎靖子, 佐藤かつら, 今岡謙太郎, 鈴木圭一 校注 岩波書店
2015.10
円朝全集 三遊亭円朝 述 ; 倉田喜弘, 清水康行, 十川信介, 延広真治 編集 ; 佐々木亨, 佐藤至子, 山田俊治 校注 岩波書店
2014.1
円朝全集 [三遊亭円朝] [述] ; 倉田喜弘, 清水康行, 十川信介, 延広真治 編集 ; 鈴木圭一, 山本和明 校注 岩波書店
2014.3
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