尾崎 一雄(おざき かずお、本名同じ、男性、1899年12月25日 - 1983年3月31日)は、日本の作家。 [来歴・人物] 実家は祖父の代まで神奈川県小田原市の宗我神社の神官を務めた一族だが、父の赴任先の三重県宇治山田町(現・伊勢市)で生まれる。 16歳で志賀直哉の『大津順吉』を読んで感動し、作家を一生の仕事にしようと決心する。 神奈川県立小田原中学校(現:神奈川県立小田原高等学校)、早稲田高等学院を経て、早稲田大学文学部国文科卒業。 政治家河野一郎とは早稲田大学も含め同級生であった。 学生時代に肺病を患ったことから、憧れの志賀直哉に一刻も早く会いたいという気持ちになり、志賀の親戚という...
「Wikipedia」より