萩野 由之(はぎの よしゆき、万延元年4月17日(1860年6月6日) - 大正13年(1924年)1月31日)は、日本の歴史学者・国文学者。 東京帝国大学名誉教授。 文学博士。 研究領域は幅広く、一つに、古代・近世の法制史の研究で、『日本制度通』(小中村義象と共著)・『日本財政史』・『江戸幕府職官考』等を著した。 二つに、古代から中世の古典の研究で、特に『神皇正統記』や四鏡等の校訂や研究に力を注いだ。 三つに、幕末維新史の研究で、渋沢栄一著の『徳川慶喜公伝』の監修(実際は渋沢は注文主に過ぎず、萩野自身が執筆した)や『王政復古の歴史』を著した。 ほか、萩野の郷土である佐渡島の研究や史料蒐集も行...
「Wikipedia」より