難波 精一郎(なんば せいいちろう、1932年4月4日 - )は、日本の心理学者。 専攻は音響心理学、環境心理学。 文学博士。 大阪大学名誉教授。 日本学士院会員。 時間経過に伴って変化する音の印象を捉える「カテゴリー連続判断法」と独自の実験装置の開発により、旧来の定常音研究の枠を超えて複雑な変動音と機械音の研究に道を拓いた。 また、多次元的で解析が困難であった音色に関する研究では、各種の音源に関する言語的記述の国際比較など、実験と調査を駆使した多面的なアプローチによって先駆的かつ広範な成果を挙げた。 さらに、機械的騒音の評価には騒音レベルだけでなく音色が大きく影響することを明らかにして、機械...
「Wikipedia」より