那珂 通世(なか みちよ、嘉永4年1月6日(1851年2月6日) - 明治41年(1908年)3月2日)は、南部藩出身の明治時代の歴史学者、文学博士。 東洋史の概念を初めて生んだといわれる。 [生涯] 盛岡藩藩士・藤村盛徳の三男として生まれる。 幼名を荘次郎と言った。 藩校で優れた成績を修めたため、14歳の時に藩校・作人館の句読師であった漢学者・江帾通高(梧楼)から乞われて江帾家の養子に入る。 藩主・南部利恭の近侍となり、養父が「那珂」と改姓したのに伴って、「那珂通世」を名乗った。 戊辰戦争における敗戦を経験し、江戸の越前藩邸に預けられる。 明治維新後、福澤諭吉の書生となって、明治5年(18...
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