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藤原 実兼(1085-1112)
藤原 実兼(ふじわら の さねかね)は、平安時代後期の貴族・漢詩人。藤原南家貞嗣流、右衛門権佐・藤原季綱の次男。官位は蔵人。院政期に院近臣として権勢を得た信西(藤原通憲)の実父。 経歴 鳥羽天皇の即位前よりその傍らに仕え、康和5年(1103年)に東宮昇殿を許される。さらに同天皇の即位に伴い、天仁元年(1108年)に進士の時に蔵人に進む。若年時より博識を謳われ、『本朝無題詩』『朝野群載』『和漢兼作集』『擲金抄』『本朝小序集』などに漢詩・和歌が収録されている他、帥中納言・大江匡房の談話集である『江談抄』の筆録者であるともされている。 将来を嘱望されたが、天永3年(1112年)、28歳で蔵人...
この人物の情報
schema:alternateName | フジワラ サネカネ |
schema:name | 藤原 実兼; 藤原実兼 |
schema:abstract | 藤原 実兼(ふじわら の さねかね)は、平安時代後期の貴族・漢詩人。藤原南家貞嗣流、右衛門権佐・藤原季綱の次男。官位は蔵人。院政期に院近臣として権勢を得た信西(藤原通憲)の実父。 経歴 鳥羽天皇の即位前よりその傍らに仕え、康和5年(1103年)に東宮昇殿を許される。さらに同天皇の即位に伴い、天仁元年(1108年)に進士の時に蔵人に進む。若年時より博識を謳われ、『本朝無題詩』『朝野群載』『和漢兼作集』『擲金抄』『本朝小序集』などに漢詩・和歌が収録されている他、帥中納言・大江匡房の談話集である『江談抄』の筆録者であるともされている。 将来を嘱望されたが、天永3年(1112年)、28歳で蔵人... |
schema:birthDate | 1085 |
schema:deathDate | 1112 |
schema:description | 貴族 |