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円通(1754-1834)
円通(えんつう、宝暦4年(1754年) - 天保5年9月4日(1834年10月6日))は、江戸時代後期の天台宗の僧。字は珂月。号は無外子・普門。西洋天文学にも通じ、仏教天文観の根源である須弥山説や、インドの暦法である梵暦の擁護運動の中心的な役割を担った。 経歴 因幡国出身。初め日蓮宗の僧であったが天台宗に改宗し、比叡山に入って慧澄・豪潮などに学んだ。15歳で、游子六によるティコ・ブラーエの天文学の入門書『天経或問』を読んで仏暦との矛盾に疑問を抱くようになる。当時は儒学者・国学者の間から仏教批判が起こり、円通は仏教の衰退は天文地理の研究から始まると考え、インドの暦学を修学し、また土御門...
この人物の情報
schema:alternateName | エンツウ |
schema:name | 円通; 阿日; 無外子; 普門 |
schema:abstract | 円通(えんつう、宝暦4年(1754年) - 天保5年9月4日(1834年10月6日))は、江戸時代後期の天台宗の僧。字は珂月。号は無外子・普門。西洋天文学にも通じ、仏教天文観の根源である須弥山説や、インドの暦法である梵暦の擁護運動の中心的な役割を担った。 経歴 因幡国出身。初め日蓮宗の僧であったが天台宗に改宗し、比叡山に入って慧澄・豪潮などに学んだ。15歳で、游子六によるティコ・ブラーエの天文学の入門書『天経或問』を読んで仏暦との矛盾に疑問を抱くようになる。当時は儒学者・国学者の間から仏教批判が起こり、円通は仏教の衰退は天文地理の研究から始まると考え、インドの暦学を修学し、また土御門... |
schema:birthDate | 1754 |
schema:deathDate | 1834 |
schema:description | 僧 |