向井 敏(むかい さとし、1930年9月24日 - 2002年1月4日)は、書評で著名なエッセイストであった。 大阪府生まれ。 大阪大学仏文学科卒。 在学中から開高健、谷沢永一らの同人誌『えんぴつ』に参加。 電通勤務を経て、1977年、テレビCMを論じた『紋章だけの王国』を上梓。 1983年に、CM批評『虹をつくる男たち』でサントリー学芸賞受賞。 以後本格的に読書エッセイ・書評を軸に数多く執筆刊行、1988年には『文章読本』を上梓、作家以外による初めての文章読本としてさまざまな話題と論議を呼んだ。 開高健の没後に発足した開高健賞選考委員。 藤沢周平、司馬遼太郎の作品解説を多く行った。 著書の内...
「Wikipedia」より