Wikipedia「三上於菟吉」
「青空文庫」より
三上 於菟吉(みかみ おときち、1891年2月4日 - 1944年2月7日)は、大正・昭和時代の小説家。 大衆文学の流行作家となり、文壇の寵児と呼ばれた。 代表作に『雪之丞変化』など。 妻は作家の長谷川時雨。 活躍期にはその作風から「日本のバルザック」とも呼ばれた。 [経歴] 埼玉県中葛飾郡桜井村生まれ(現在の春日部市)。 代々儒医(漢方医)家業で、祖父はまた漢詩人大沼枕山門下の詩人でもあった。 旧制粕壁中学校(現在の埼玉県立春日部高等学校)を経て田山花袋に私淑。 父純太郎も於菟吉を医師に進ませようとしたが、中学校時代から文学少年となり白夜のペンネームで『文章世界』『中学世界』などに投稿して...
「Wikipedia」より