前田 一(まえだ はじめ、1895年3月25日-1978年5月2日)は、昭和時代の経営者。 日本経営者団体連盟(日経連)発足時から21年にわたって専務理事を務めた。 一説には「サラリーマン」という語を広めた人物とされている。 [経歴] 佐賀県小城郡三日月村(現在の小城市)出身。 東京帝国大学法学部を卒業後、商学部に再入学して1921年に卒業、北海道炭礦汽船会社に入社して労務係となり、以後一貫して総務畑を歩む。 1927年に著した『サラリーマン物語』が日本に「サラリーマン」という和製英語を定着させるきっかけになったと言われている。 1929年にヨーロッパに留学し、日本政府の要請で第12回国際労...
「Wikipedia」より