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松平 乗完(1752-1793)
松平 乗完(まつだいら のりさだ)は、江戸時代中期の大名・老中。三河国西尾藩2代藩主。大給松平家宗家12代。官位は従四位下・和泉守、侍従。 略歴 西尾藩初代藩主・松平乗祐の五男として誕生。兄・乗孝の早世により嫡子となり、明和6年(1770年)に家督を相続する。幕府では寺社奉行、京都所司代を歴任し、松平定信が老中首座・将軍補佐役に就くと、御三家の推挙により老中に迎えられ、寛政の改革の一翼を担った。 藩財政が窮乏していたため、倹約令を出したほか、藩士に上米、町人に御用金賦課、農民に年貢先納を強制した。和歌・俳諧・絵画・書を嗜むなど多芸であった。 寛政5年(1793年)死去し、跡を長男・乗寛...
この人物の情報
schema:alternateName | マツダイラ ノリサダ |
schema:name | 松平 乗完; 松平乗完; 松平, 鶴洲 |
schema:abstract | 松平 乗完(まつだいら のりさだ)は、江戸時代中期の大名・老中。三河国西尾藩2代藩主。大給松平家宗家12代。官位は従四位下・和泉守、侍従。 略歴 西尾藩初代藩主・松平乗祐の五男として誕生。兄・乗孝の早世により嫡子となり、明和6年(1770年)に家督を相続する。幕府では寺社奉行、京都所司代を歴任し、松平定信が老中首座・将軍補佐役に就くと、御三家の推挙により老中に迎えられ、寛政の改革の一翼を担った。 藩財政が窮乏していたため、倹約令を出したほか、藩士に上米、町人に御用金賦課、農民に年貢先納を強制した。和歌・俳諧・絵画・書を嗜むなど多芸であった。 寛政5年(1793年)死去し、跡を長男・乗寛... |
schema:birthDate | 1752 |
schema:deathDate | 1793 |
schema:description | 譜代大名 |