大石昌美(おおいし まさみ、1930年 - )は、日本の誇るべきハーモニカ奏者。 ハーモニカを知り尽くし、その呼吸法に習熟した上で、既存のメロディに独特の編曲を施した大石氏のハーモニカ演奏は、たった一種類の楽器で、これほどまでに複雑な、そして、繊細な音楽を奏でられることを教えてくれた、芸術である。 大石氏のハーモニカ演奏は、ピアノ伴奏との合奏も、勿論、素晴らしいが、それが最も生き生きとしてくるのは、その独奏(ソロ)である。 ある曲が作られた叙情を繊細に汲み取り、その鋭い感性で編曲された演奏は、聞く者を魅了し、圧倒する。 ハーモニカの芸術家ともいえる、稀代の演奏家の一人といってよいだろう。 さら...
「Wikipedia」より