久野 収   (1910-1999)

久野 収(くの おさむ、1910年6月10日 - 1999年2月9日)は、日本の哲学者・評論家。 大阪府堺市生まれ。 1934年京都帝国大学文学部哲学科卒業。 体系だった著作や、いわゆる「主著」と呼ばれるものがないものの、多くの評論や対談などを通じて、戦後日本の政治思想や社会思想に大きな影響を与えた。 また、「戦後民主主義」の形成に寄与した人物の一人である。 久野を理解するキーワードは「市民」であると言われている。 [略歴] 京都帝国大学在学中の1933年、学生の立場で「滝川事件」にかかわる。 大学卒業後、中井正一らと共に1935年に雑誌『世界文化』、1936年から隔週刊新聞『土曜日』と、マ...

「Wikipedia」より

この人物の情報

人物名ヨミ クノ オサム
人物別名 久野収
生年 1910年
没年 1999年
職業・経歴等 評論家

本の一覧

タイトル 著作者等 出版元 刊行年月
戦後日本の思想 久野収, 鶴見俊輔, 藤田省三 著 岩波書店
2010.1
思想の折り返し点で 久野収, 鶴見俊輔 著 岩波書店
2010.4
久野収セレクション 久野収 著 ; 佐高信 編 岩波書店
2010.5
城山三郎と久野収の「平和論」 城山三郎, 久野収 著 ; 佐高信 編 七つ森書館
2009.5
歴史的理性批判序説 久野収 著 岩波書店
2001.7
戦後民主主義「知」の自画像 北川隆吉, 東京自治問題研究所 編 三省堂
2000.7
思想の折り返し点で 久野収, 鶴見俊輔 著 朝日新聞社
1998.3
ジャーナリストとして 久野収 著 岩波書店
1998.5
市民主義者として 久野収 著 岩波書店
1998.6
この人物の作品が掲載されている本を検索

作品の一覧

この人物を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この人物と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想