吉田 初三郎(よしだ はつさぶろう、1884年3月4日 - 1955年8月16日)は大正から昭和にかけて活躍した鳥瞰図絵師。 生涯において3000点以上の鳥瞰図を作成し、「大正広重」と呼ばれた。 [来歴・人物] 京都生まれ。 元の姓は泉で、1歳の時に父親が亡くなったため母方の姓を名乗る。 10歳で友禅図案師に丁稚奉公する。 25歳のとき鹿子木孟郎に師事して洋画を学ぶが、鹿子木のすすめで商業美術に転向する。 1914年、最初の鳥瞰図である『京阪電車御案内』が、修学旅行で京阪電車に乗られた皇太子時代の昭和天皇の賞賛を受ける。 大正から昭和にかけて日本の観光ブームによって初三郎の鳥瞰図の人気は高ま...
「Wikipedia」より