北川桃雄(きたがわ ももお、1899年3月3日-1969年5月19日)は、美術史家。 東京出身。 京都帝国大学経済学部卒業、京都市立第一工業学校(現洛陽工業高等学校)教師。 志賀直哉の勧めで東京帝国大学美学美術史学科卒業。 在学中1940年鈴木大拙の英文「禅と日本文化」を邦訳、42歳で卒業。 共立女子大学教授。 54年『室生寺』(土門拳写真)で毎日出版文化賞受賞。 はじめ日本の古寺について多く書き、晩年は中国紀行に基づき敦煌などを書いた。 [著書] 法隆寺 アトリエ社 1942 斑鳩襍記 文芸春秋社 1943 秘仏開扉 矢貴書店 1944 古塔巡歴 東京出版 1947 壷中...
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