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金 富軾(1075-1151)
金 富軾(キム・ブシク、きん ふしょく、1075年 - 1151年)は、高麗の官僚・儒学者。慶州金氏出身の門閥貴族である。朝鮮に現存する最古の歴史書である『三国史記』を編纂し、後に楽浪郡開国侯を賜った。父は金覲。兄は金富弼・金富佾。弟は金富轍。 妙清の乱の鎮圧 先に門閥貴族の李資謙の乱(1126年)で荒れ果てた国都の開京を見て、西京(平壌)出身の僧の妙清は西京出身の白寿翰らとともに、風水地理説を根拠として仁宗に西京への遷都を迫った。このとき、金富軾らの王党派は儒教的な正統思想を掲げ、遷都に強く反対する運動を起こした。西京派は遷都実現の望みがなくなったために、1135年に西京に自立して国...
この人物の情報
schema:alternateName | キン フショク |
schema:name | 金 富軾; 金富軾 |
schema:abstract | 金 富軾(キム・ブシク、きん ふしょく、1075年 - 1151年)は、高麗の官僚・儒学者。慶州金氏出身の門閥貴族である。朝鮮に現存する最古の歴史書である『三国史記』を編纂し、後に楽浪郡開国侯を賜った。父は金覲。兄は金富弼・金富佾。弟は金富轍。 妙清の乱の鎮圧 先に門閥貴族の李資謙の乱(1126年)で荒れ果てた国都の開京を見て、西京(平壌)出身の僧の妙清は西京出身の白寿翰らとともに、風水地理説を根拠として仁宗に西京への遷都を迫った。このとき、金富軾らの王党派は儒教的な正統思想を掲げ、遷都に強く反対する運動を起こした。西京派は遷都実現の望みがなくなったために、1135年に西京に自立して国... |
schema:birthDate | 1075 |
schema:deathDate | 1151 |
schema:description | 学者 |