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顔 之推(531-602)
顔 之推(がん しすい、531年 - 590年頃)は、中国の南北朝時代末期の学者。字は介。本貫は琅邪郡臨沂県。顔之儀の弟。 経歴 南朝梁の鎮西府諮議参軍の顔協の子として生まれた。顔氏は、顔之推の九世の祖にあたる顔含のときに江南に渡って、代々『周礼』や『春秋左氏伝』に通じていた。顔之推も、老荘をきらって儒学を好み、学識にすぐれ、文藻に富んだ。南朝梁の湘東王蕭繹の下で左常侍・鎮西墨曹参軍に任じられた。官にあっては酒を嗜み、放縦な生活を営んだ。郢州で掌管記をつとめていたが、侯景の乱で郢州が陥落すると、捕らえられて建康に送られた。乱が平定されると、江陵に帰った。蕭繹が帝位につくと、顔之推は散騎...
この人物の情報
schema:alternateName | ガン シスイ |
schema:name | 顔 之推; 顔之推; 介 |
schema:abstract | 顔 之推(がん しすい、531年 - 590年頃)は、中国の南北朝時代末期の学者。字は介。本貫は琅邪郡臨沂県。顔之儀の弟。 経歴 南朝梁の鎮西府諮議参軍の顔協の子として生まれた。顔氏は、顔之推の九世の祖にあたる顔含のときに江南に渡って、代々『周礼』や『春秋左氏伝』に通じていた。顔之推も、老荘をきらって儒学を好み、学識にすぐれ、文藻に富んだ。南朝梁の湘東王蕭繹の下で左常侍・鎮西墨曹参軍に任じられた。官にあっては酒を嗜み、放縦な生活を営んだ。郢州で掌管記をつとめていたが、侯景の乱で郢州が陥落すると、捕らえられて建康に送られた。乱が平定されると、江陵に帰った。蕭繹が帝位につくと、顔之推は散騎... |
schema:birthDate | 531 |
schema:deathDate | 602 |
schema:description | 儒学者 |