加太 こうじ(かた こうじ、1918年1月11日 - 1998年3月13日)は、日本の評論家、庶民文化研究家、紙芝居作家。 [経歴] 東京市浅草区神吉町(現・東京都台東区東上野四丁目、五丁目辺り)の貧困家庭に生まれ、荒川区尾久に育つ。 本名は加太一松(かぶと かずまつ)だが、名門の加太家の血筋を誇る父に反発し、尋常小学校5年の時から「かた」と名乗るようになった(『ふたりの昭和史』p.114)。 師範学校への進学を希望していたが、給費制度廃止のために断念し、紙芝居の世界で働きながら太平洋美術学校を卒業。 紙芝居の世界に入ったのは高等小学校在学中の14歳の時で、高等小学校卒業後、一度は逓信省に入...
「Wikipedia」より